>[Re:7] おおさんは書きました :
> >[Re:6] ももんがさんは書きました :
> > BSAやスキムミルクの濃度を下げるあるいは0にした方が基本的にはシグナル強度は強くなる傾向にありますよね?
>
>
>
> 基本的な話をすると、 抗体の特異性を考えると、BSAやスキムミルクの濃度を下げるあるいは0にしてもシグナルの強さはあまり変わらない度思う。それよりか、1次抗体の反応とかをOver nightにするとか、バッファーの塩濃度を少し下げるとかのほうがシグナルが強くなる可能性が高いと思う。ただ、バックとノンスペとの戦いになる可能性も高い。
あ、そうそうその前に抗体濃度を上げたりできないか検討するのが先かも知れない。通常は1次抗体の濃度を上げるが、バックグランドやノンスペが低く維持できそうなら2次抗体も上げれるし。
検出系なども検出感度に大きく左右される。HRPなら検出試薬もいま出回っている商品は検出感度が高いものから低いものまでピンキリだし。検出器もセッテイングとかで改善されることがあるかもしれないし、周りの研究室に高感度のものがないか聞き回ってもいいだろう。odysseyのような蛍光検出のものはよくわからんけど。
X-rayフィルムもWB用高感度のものも出てるし。
Lysatesの調製も工夫の余地がある場合が多いい。RIPAのようなつよい抽出力があるものより、TritonX100だけのほうがLysatesのターゲットのタンパク質の濃度が高くなる場合も(特に細胞質にあるようなタンパクなら)あるし、Cytosolだけを調製するとか、核だけを調製するとか、膜だけを調製するとかすることで夾雑するタンパクを減らすこともできる。 |
|