B6にhydrodynamic tail vein injectionを行っている者です。針は27Gを使用、腹腔麻酔下で行っています。長文すいません。
皆さんが仰るようにかなり浅い位置に静脈はあります。が、当たり前ですが、直上からではなく斜め横から入ると深さは変わります。
皮膚への刺入角度はほぼ0度が良いですが、浅すぎると表皮を削ることがあるので注意。
手で尾を持つと両手とも固定に苦労するので、個人的には尾を作業台に押し付ける方が良いです。
保温方法の記載がありませんが、体ではなく尾を温めてください。白熱灯電球スタンド(LEDはダメ)を少し上から照射すると良いです。刺すときは見にくいのでライトオフ。
刺すときはシリンジを押さないこと。刺している間に少しでも注入されると血管がつぶれます。駆血がうまく出来ていれば針が血管に入った後に逆血が来ますので、その位置を保ったままシリンジをプッシュ。
長々と書きましたが、最終的には本人の感覚次第が一番大事です。私の場合も、失敗しようがないじゃん!→全然入らないんだけど・・・→なんかわかった気がする、という経緯を通っています。
身も蓋もない言葉ですが、頑張って! |
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