最近、マウスからの腹腔マクロファージを用いて、実験を始めました。
なかなか、思った量のマクロファージがとれていないのでみなさんご指導ください。
今現在の条件は、
マウス 7〜9週齡のオスのC57BL/6j
1.2%チオグリコレート培地を2mL/匹腹腔内に注射。
2.3〜4日後、麻酔をかけて、失血死させる。
3.腹腔内に、5mLの冷たいDMEM(FBS+)を24Gの注射針で注入し、腹部をマッサージする。
4.腹腔内の培地を回収する。
5.1000rpm,3minで遠心し、上清を捨てる。
6.DMEM(FBS+)を加え、サスペンドし、もう一度遠心し、上清を廃棄。
7. DMEM(FBS+)を1mL加えて、セルカウント。
この際、2匹あわせて、1.4×10^6個/mLしか、取れていません。
つまり、一匹あたり7.0×10^5個しか取れていないことになります。
いろいろ調べて見たところ、
チオグリコレート培地誘導のマクロファージは1.0×10^7個/匹
誘導していない常在性マクロファージでも1.0×10^5個/匹
採取できると聞きました。
採取方法に問題があると思うのですが、腹腔マクロファージを採取する際の、皆さんのコツをお教えいただけないでしょう。
よろしくお願いします。 |
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