SigmaのpT7-MAT-Tag-FLAG-2ベクターを使用して組換えタンパク質を作製しています。
このベクターのプロモーターであるT7プロモーターのLeakについて教えて下さい。
4種類のタンパク質をこのベクターで作製しており、2つは約35kD、あとの2つは約50kDが予想サイズです。
発現誘導チェックをウェスタンブロット(抗FLAG抗体)を行ったところ、分子量の小さい2つのタンパク質はIPTGありと無しできれいに誘導に差が見られました。しかし大きい2つでは、IPTGありにも無しにも予想サイズのバンドがみられ、両者で濃度の差がほとんどみられませんでした。ただ、このバンドは小さいタンパク質を発現するクローンには見られないものなので、非特異反応では無いように思います。
T7プロモーターはインサートのサイズが大きくなるほどLeakyになるというようなことがあるのでしょうか?
正直Leak自体は大きな問題はないのですが、IPTGにより産生が増加したいというのが気になります。
誘導は37度で行っており、IPTGは0.5mMで3時間の前培養後、3時間誘導を行いました。
ご助言、ご意見いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。 |
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