ウエスタンでうまくいっているかどうかは、他の手法(この場合はELISA)でうまくいっているかは、ふつうはそれほど指標にならないかと思います。ウエスタンとIPという2つの手法の関係ではほぼ常識に近いと思います。(理由はすでに指摘されています)
1)ウエスタンでの評価は、まず、そのバンドのみがあるサンプルにおいてほぼ予想される位置にでるか?です。非特異のバンドがあってもいいのですが、ほとんどないのが理想です。
2)さらに、その対象を含まないサンプル(ミュータント細胞、siRNA)でそのバンドが消失する。
3)抗体に対する抗原ペプチドでそのバンドが消失する。
ウエスタンの評価としては、1のみか(ちょっと心配)、1と3(まあ安心)、1と2でほぼ完璧という感じでしょう。シグナルが強く、シングルバンド、予想される位置にでるのなら、1のみで私はオーケーとしますが、意見は分かれるでしょう。 |
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