海外で研究されると気づくと思いますが、英会話能力と研究者としての力量は必ずしも一致することではないし、少なくともこれまで日本人ポスドク等と接点のあった外国人研究者の人ならその辺の実態は分かってるとおもうので、聴衆が英語しか分からない人たちだから、せっかく聞きにきてくれた事だし、今回はこちらでそれに合わせてあげようというくらいの気持ちで勉強すればいいと思います。英会話能力高い=優秀、という意識が頭のどっかにあると、英語の勉強したり、発表したり外国人研究者と積極的に交流しようとするときかえって邪魔になります。
方法は自分に合えば何でもいいと思うのですが、継続してやるのが大事とおもいます。たとえば、とりあえず日常、ラボ、学会等でよく使われる会話表現パタンを自分で選び出してを100個くらい機械的に暗記してしまうのがいい。そのあとそれを骨格として枝葉をつけるように守備範囲を拡大していくとか。
あとリスニングとかでは完璧主義は(とくに始めのうちは)捨てて、結果的に半分とか1/3くらいなんとなく分かったら十分OKというくらいでいいと思う(意識して聞き取ろうとする姿勢は必要だけど。)。半年くらい継続していると、なんか分かる範囲がすこしずつ広がっているのに気づく。そうなるとあとの上達は早いです。聞くだけじゃなく、外国の人ってなんかよくこういう言い回しするなあとか、これは使えそうだなという表現あれば覚えていくといいです。始めのうちは、異なるいろんな話を沢山聞くよりも。同一の内容を何度も反復して聞く方がいいかもしれない。今はBBCラジオのサイトとか、ネットラジオとかリスニングに使える教材はいっぱいあるから、お金かけずに勉強するならネットは最大限利用すべきです。あなたの先生たちが英会話勉強してた時代と比べれば格段に環境的には恵まれているのですから。 |
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