実験では装置等の測定精度によって有効数字の桁数を決定すべき
というのは理解しています。
それを踏まえた上で、複数の測定を行った場合の結果を平均±標準偏差で
表示することがごく一般的ですが、この際の有効数字の桁数は
いつも個々の測定精度から決定されるものをそのまま用いて大丈夫でしょうか?
仮に標準偏差がその最小有効数字の位より大幅に大きい場合には
標準偏差の有効数字が1桁もしくは2桁くらいになるように
有効数字の桁数を減らすべきでしょうか?
具体例を挙げさせてください。
例えば酵素の活性を求める場合、3回独立な測定を行って
5.55555, 6.66666, 7.77777という3つの値を得たとします。
有効数字は小数点以下5桁とします。
この3つの値の平均と標準偏差は6.66666と1.11111なので、
結果は6.66666±1.11111と表示すべきでしょうか?
それとも標準偏差は”あいまいさ”もあらわすので標準偏差の項にあまりに
たくさんの有効数字があるのは無意味だと考えて四捨五入して
7±1 もしくは 6.7±1.1 もしくは6.67±1.11
とするのがいいでしょうか?
その場合どのような判断基準で有効数字の桁数を決定すればいいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。 |
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