tuika様へ
私の研究は−20℃を超える地域で生活するアザラシがどのように体温を保持しているについてです。その体熱産生にUCP1が関与しているのではないかということを研究しています。
私的考えではありますが、通常熱産生にはATPを合成する過程、ATPからADPへ分解される時に熱は出ます。この時体では骨格筋運動や、栄養代謝などが行われていると思います。これらの運動、代謝によってグルコースや脂肪酸を使用しATPを合成分解しています。
しかし、これらの運動や代謝が弱まり、体内のATPが十分な時はATP合成に使われるプロトンはミトコンドリア内膜へと貯蔵され、脂肪酸の分解やグルコースの分解は穏やかになります。
ここでUCP1が存在することで、プロトンをマトリックス内に流入させ内膜のプロトン濃度が低くなります。
プロトンの濃度が低くなったことにより、グルコース、脂肪酸の分解が促進されるということになります。
結果、tuika様のいう通り脂肪酸の燃焼が起こるということなのではないでしょうか?
わかりづらい拙い文章で申し訳ありません。
まだ勉強中の身である故、訂正、補足等々よろしくお願いいたします。 |
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