4.6 mm径カラムの至適流速は1ml/minで、1.5ml/minを使ったというのは理論的というより実践的に”押し出した”可能性があります。
シリカの粒子径が5umサイズから3.5umのサイズになっているので、普通に流速を1.5ml/minから0.5ml/minにスケールを下げるのとはまた違うと思いますが、そのあたりメーカーさんは考慮されていることを期待します。
(3.5um粒子径だと保持時間(溶出時間)は早くなります)
> >・インジェクションが正しく行われていない(オートサンプラーですか?)
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> オートサンプラ-ですが。
他の測定で(化合物)で標準化合物の検出ができているならOKですが、インジェクターシールの破損なので注入に問題発生の場合もあります。そのあたりは大丈夫、ですよね。(ここが問題とはあまり思ってませんが)
別の方がおっしゃっていたフラクションを集めることですが、すでにRtがわかっているので、マニュアルで回収してしまえばいいと思います。UV からカラムにつなげるラインをはずし、そこの配管からクロマトグラムを見ながら(ピークに合わせて)溶出液を回収すればできます。
またHPLC流速1.5ml/minのままで質量分析することはできませんが、質量分析計に導入する前にスプリット(分岐)して、MSに0.5ml/min、廃液系に1ml/minとわけてしまえば測定可能です。そこは受託されるところのセッティングによるので相談なさってみてください。
定量ではなく、求める化合物かどうかを知るのが目的であれば、別の方がおっしゃったようにフラクションを回収してMSに導入する方法を私はお奨めします。 |
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