別件検索中に偶然このフォーラムを拝見しました。
私どもは成田空港近隣で梱包業を行っているものですので、
宣伝になる面もあるかと存じますが参考として頂けたらと
投稿させて頂きます。
5年ほど前に、超冷凍でブラジルに商品を輸送したいとの
リクエストを頂きました。
輸送条件は、
・ドライアイスは現地到着まで途中追加は出来ない。
・現地着まで冷蔵・冷凍施設の利用はほぼ無い。
・現地通関等の手続きを含め7日〜10日の輸送時間
この条件をクリアする為、今まで以上に外からの熱を遮断
することが出来る輸送箱を製作しドライアイスの昇華も減
らすことで外気温にあまり左右されず長期間の冷凍輸送を
ご提案させて頂きました。
おかげさまで、現在まで解凍事故はまったく無く定期的に
ご利用頂いております。
また冷凍の別商品で同じブラジルへ輸送した際、ちょうど
カーニバルの時期と重なり、現地到着からお客様の手元に
届くまで更に2週間近くかかったことがありました。
この時はドライアイスのほかに-30℃タイプの保冷材も
併用して頂きましたのと、到着後は冷凍庫保管さえれて
いましたので、解凍せずにお届けできました。
最近は、高断熱の輸送箱を他社でもご用意しているようで
すが、冷凍に関しての知識とアイデアでその輸送にあった
ものをご提案するようにしています。
輸送業者のサービスにより、コールドチェーンを確保する
方法も御座いますが、こうした輸送箱を見直していただく
ことで、途中のイレギュラーもある程度は回避できるかと
存じますので、参考として頂けたら幸甚です。
弊社Web:http://www.jpseals.jp |
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