おおよその目安として体積比で外液が内液の100倍量ないしそれ以上で透析した場合、塩濃度とかが内液が外液と同じになるのに4~6時間くらいって、がっこのとき習った。もちろんモノによるけどね。生物活性を見るなら、出来るだけ短時間のほうがいいね。イオン交換クロマトするのには塩濃度高過ぎということならら希釈して塩濃度下げてもいいし、脱塩カラムとかなら短時間で確実にbuffer交換できるのでその方がbetterかも、吸着ロスも少ないよ。限外濾過はたしかに吸着ロスがおきやすいけど、透析でも膜への吸着で回収率下がる事あるよ。差し支えないならばTweenとかBrijiとか(0.1~0.5%くらいのトリトンX100とかもいいかも)弱めの非イオン性界面活性剤の添加はこうした非特異的吸着の抑制には有効。
不安定な蛋白質の精製では回収率を向上させる上で所要時間の短縮はすごく重要。 |
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