なので、 な・い・し・ょ です。。。
―――というのは冗談で、あなたの望む要件(迅速・簡便・安価に生細胞の概数を計測する)をすべて満たそうとするのであれば、原則として「非破壊検査」であることは当然として、かつ「培養中の細胞自体も(不必要なダメージを与えないよう)用いない」方法ということになりますよね。
だとすれば、用いることができるリソースは、必然的に培養液交換時に回収する「培養上清」しかないではないですよね。
そして培養上清中に含まれている物質で、細胞数をある程度正確に反映しうるものとすると、
(1)培地由来の栄養物質の(単位時間あたりの)消費量
(2)細胞由来の代謝産物の(単位時間あたりの)分泌量
しか原理的にはありえない、ということになるのではないかと思うのですけど。
そうすると、では細胞数を反映しているのはいかなる物質か? というところに焦点が絞られることになりますけど、そこから先は、あなたが用いている細胞に関する情報が必要ということになりませんか? あらゆる細胞に共通して、細胞分裂とともに増えていく(あるいは減っていく)都合のいい物質なんておそらくありませんもの。 |
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