哺乳類培養細胞を用いて、タンパク質の結合(IP)実験を行っております。
目的タンパク質の結合領域を100アミノ酸ほどまで狭めました。
さらに領域を狭めるために、短いトランケートタンパク質を作成(30アミノ酸ほど)しているのですが、この100アミノ酸もこれを分割した30アミノ酸も発現量がかなりよくなく、実験の結果が微妙です。(この領域はドメインを形成するという情報はありません)ちなみにこのタンパク質の全長はとてもよく発現します。
他のタンパク質の同じぐらいの長さのタンパク質はちゃんと過剰発現が見られます。しかしこのタンパク質はlysateをWBしてギリギリ見えるレベルです。
タグもMyc, HA, GFPなど試しましたが、どれも発現がよくないです。
原因を知るために、ユビキチンされたのかどうかをMG132を用いてWBしましたが、ユビキチン化されているようではありませんでした。
なんとかして、このタンパク質断片を安定化して、十分な発現量で実験を行いたいのですが、トランスフェクションしたタンパク質を安定化させる方法などご存知であれば、ご教授願えないでしょうか?
それともしょうがないですかね。
よろしくお願いします。 |
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