もしCmが失活しているようであれば、今後も問題になるでしょうから、新しく用意したCmで寒天培地、あるいは液体培地をつくり、植え継いで、生えてくるか見るのもひとつの手です。寒天培地はうまく区画すれば、1枚で60コロニー程撒けますし、液体培地も多めにサンプルを準備して、増殖がいいのだけミニプレップしても良いと思います。
たくさんのクローンが信用の置ける寒天培地で生じ、数百程度のコロニーを調べたければコロニーPCRで調べてもいいのでしょう。調べるコロニーが多すぎで大変ならば、コロニー溶液をプールしてからPCRをかけても良いのではと思います。私は自分の実験の都合で100程度のコロニーをスクリーニングすることが多いですが、このくらいからは、明らかにコロニーPCRの効率が上回ります。24個程度(うちの1.5ml用遠心機の限度)でプラスミドが後で必要な場合、効率はミニプレップとあまり変わらないでしょう。各々のラボでルーチン化している方法を使うのが、楽だと思います。 |
|