>基質反応液の検量線を引いて、
この部分がどのような操作をしているのかによって、その検量線の傾きが何を意味しているのかが変わってきます。
例えば、
「1種類の酵素濃度の基質反応液(スタンダード)で時間ごとの吸光度を測り、時間と吸光度でプロットして引いた検量線」
であれば、サンプルの吸光度から計算された値は、
「同じ時間反応させたスタンダードのその値との相対値」
になります。
スタンダードのその時間の酵素活性が5で、サンプルが10であれば、スタンダードの2倍の酵素活性になります。
ちがう検量線であれば、その検量線の意味する数字になります。
ラインウェーバー・バークプロットでの検量線の話であれば、傾きの逆数はVmax/Kmになります。これをこのまま吸光度にかける例を見たことがありません。
定数なので、何をかけても相対値として比較は出来ますけどね。 |
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