310さん
ペレットの形状は長径2mm位のペロッとした薄べったい楕円形だと記憶しています(チューブは2mlの丸底です)。
ただ、DNA量が少ない場合やlinear polyacrylamide(以後LPAと書きます)のみの場合、イソプロ沈直後はペレットはほとんど見えず、上清を除いた時に透明なものがチューブの底やや側方にへばりついているのが確認できます。70%エタノールを加えると、もちろん白いペレットとして確認できます。
僕は20ugのLPAを使っていますが、これは原報(Gaillard, C. and Strauss, F. (1990) Nucleic Acids Res. 18, 378)での上限になっています。原報では条件の詳細は不明ですが、10-20ugのLPAでエタ沈を行っており、20b.p.以上のpgオーダーのDNAをほぼロス無く回収し、PAGEをしています。
僕の場合の高い回収率は、イソプロ沈の効果と言うよりは十分量のLPAによるものかもしれません。
310さんのご健闘をお祈りしております。 |
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