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DABが手に付着・・・ トピック削除
No.573-TOPIC - 2011/06/24 (金) 13:52:56 -
研究初心者です。
免疫染色でジアミノベンジジン(DAB)粉末が手に付着してしまいました。

手袋の装着を怠った自業自得なのですが・・・
付着時はあまりに驚きす10数秒ほど固まってしまい,その後石鹸流水で念入りに洗浄しました。

その後,付着部に発赤が見られ,2か月ほど前に(大震災と重なり皮膚科受診どころではなくなり受診に時間がかかりました)近医皮膚科でステロイド軟膏の処方を受けましたが,発赤は変化ありません(逆にいえば悪化もないです)
皮膚科医もDABの発がん作用に対する知識がないようで,あいまいな表現でごまかされました。
現在暴露約4か月経過しています。

DABの製品安全データシートには「発がんの恐れの疑い」と記載されています。
研究の教科書にはどれもDABには発がん作用ありとあります。

今後の発赤に対する対応につき,御専門の先生・知識のある方いらっしゃいましたらご教示いただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。
 
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8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


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No.573-8 - 2011/10/22 (土) 09:08:20 - モモ
安心が欲しいなら生検するか、大病院の先生に「大丈夫」と言ってもらうしかないような気がしますが、発がん性があると書いてる以上可能性は0ではないし、今は生検しても悪性ではないでしょうが今後出てくる可能性はあるわけですよね。発赤しているだけで、ステロイドでも無効なのですからリスクを受け入れて経過を見てればいいんじゃないでしょうか?生検は癌になってからしないとお金と時間の無駄だし、痛い思いするだけですよね。

(無題) 削除/引用
No.573-7 - 2011/10/21 (金) 19:34:37 - KEN
災難でしたね。
DABは、希釈済みのものが手につくことがよくありますが、粉は流石に。。。
短期的に、DABは皮膚炎を起こすことがあります。
DABの発癌性があるという話は比較的有名ですが、私のラボは日常業務、研究の両方でDAB発色を行っていますが、今まで癌になったという話は聞いたことがありません。(だから安全,防御不要といっているわけではありませんが)
粉でやると面倒なので、うちのラボではDAKOやニチレイのDAB液を使っています。
スポイトで液をかければ良いだけなので、粉末を溶かしたりする操作が不要なので、便利ですし、安全かと思います。
発赤に関しては、おそらく、ご心配されている癌ではなく皮膚炎だとは思いますが。。。
近医で受診しステロイド軟膏を処方されているとのことですが、4か月も効果がないのは少し長過ぎると思います。大学病院を紹介受診して下さい。

(無題) 削除/引用
No.573-6 - 2011/06/27 (月) 11:07:40 - あ
皆さま

コメントありがとうございます。
「発がん性」という言葉に脅され,無知は余計に心配ばかりを駆り立てます。


まずは私自身実験時の服装から見直す必要がありそうです・・・

(無題) 削除/引用
No.573-5 - 2011/06/25 (土) 17:04:47 - 名無し
安心するという意味で、早めに大学病院とか研究もやってる大きな病院の皮膚科で専門医の方に診せるのが一番よいと思います。わたし自身は、たしかに実験的には発がん性が示されているとおもいますが、DAB自体は病理とか臨床検査で昔から日常的に使われているし、一度付着しただけでガンになるほど危険なものなら、とっくに厳しい規制がかかって、より安全な代替品に取って代わられているようにおもうのですが。DABはわかりませんが化学薬品でできた傷っていつまでもなおりにくかったり、しみみたいな痕がのこったりしますよね。わたしも何回か経験あります。

(無題) 削除/引用
No.573-4 - 2011/06/25 (土) 06:44:01 - Boston-Pullman
ステロイド軟こうは濃度が低くとも2ヶ月も使用するものではないです(一応、薬学専攻だったので)。ステロイドが効かないということは、その発赤は炎症性でない気がします。ネットで評判の良い皮膚科の先生にかかるのがよいと思います。場合によっては、より適切な先生を紹介してくれるはずです。

ちなみに私は、4%PFAで固定された皮膚を持っています。試薬の取り扱いには気をつけましょう。

(無題) 削除/引用
No.573-3 - 2011/06/24 (金) 14:27:47 - おお
あ、発赤がでてるってことですね。
DABの直接作用というよりかぶれではないかと。ならステロイド系は選択肢だと思いますよ。

(無題) 削除/引用
No.573-2 - 2011/06/24 (金) 14:23:34 - おお
www.dako.com/download.pdf?objectid=119672002

DAB is classified as a suspected carcinogen with the potential of producing irreversible effects. However,
there is evidence suggesting that although 3,3’-Diaminobenzidine is structurally related to Benzidine, it may
not exhibit a similar carcinogenic effect. To the best of our knowledge, the chemical, physical, and
toxicological properties have not been thoroughly investigated at product concentrations.

皮膚であれば水溶性と言う事もありますので、何処まで浸透できるかなぁっと。浸透が弱ければ皮膚はバリアーとして働いてくれているので、実際の吸収量は少ないはずです。suspected carcinogenとありますので、その疑いがあるということですね。LD50から見るとすぐにどうかなっちゃう量でもないでしょうし。

DABが手に付着・・・ 削除/引用
No.573-1 - 2011/06/24 (金) 13:52:56 -
研究初心者です。
免疫染色でジアミノベンジジン(DAB)粉末が手に付着してしまいました。

手袋の装着を怠った自業自得なのですが・・・
付着時はあまりに驚きす10数秒ほど固まってしまい,その後石鹸流水で念入りに洗浄しました。

その後,付着部に発赤が見られ,2か月ほど前に(大震災と重なり皮膚科受診どころではなくなり受診に時間がかかりました)近医皮膚科でステロイド軟膏の処方を受けましたが,発赤は変化ありません(逆にいえば悪化もないです)
皮膚科医もDABの発がん作用に対する知識がないようで,あいまいな表現でごまかされました。
現在暴露約4か月経過しています。

DABの製品安全データシートには「発がんの恐れの疑い」と記載されています。
研究の教科書にはどれもDABには発がん作用ありとあります。

今後の発赤に対する対応につき,御専門の先生・知識のある方いらっしゃいましたらご教示いただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

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