CreERマウスの"ER"は"Estrogen Receptor"の省略です。
タモキシフェンは内在性のエストロゲンを拮抗阻害するため妊娠中には影響があるのではないかと考えられます。
また、タモキシフェンには肝毒性もあったと思います。
臨床用のタモキシフェンの添付文書情報や治験の結果をみると、
Cre-ERT2に使う濃度というのは結構危険な濃度であることがわかります。
私自身も、胎生期・新生児期では濃度に苦労しています・・・・
0.1mg/体重1gを超えてくると胎生〜新生児期では生存率が著しく下がったと思います。
エストロゲン製剤は更年期障害の治療などに使われているのできっと研究用にもあるのではないでしょうか?
ただ、それを投与することで妊娠継続作用にどれくらいの効果があるかは試してみないとわからないかもしれません。 |
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