現在、犬の骨髄間質細胞を2ME含有培地で24h pre-induction、BHA+DMSO含有培地でNeuron-differentitationを行っています。(25mlのフラスコに10mlの培地です。)
実際に分化していることは免疫染色でNSE、NFを検出して分かっているのですが、結構な量の細胞が(80%くらい)分化した後(6〜12h後)に剥がれてしまっています。細胞自体は生きています。
自分のラボの先輩などはニューロンはくっつけないから仕方ないと言われてしまいました。
同じような経験をお持ちの方いらっしゃいますか?
これまでは、蛋白やRNAの検出だったので、浮遊していてもそこからサンプリングできていましたが、今後電気生理学的実験を行うにあたり、細胞がフラスコに接着してある程度の期間(6日くらいは)維持する必要があり、少々困っております。
論文等を見ても、そのような現象は報告されておらず、また、分化後に数日維持する手法も確認できませんでした。
BHA+DMSOを使う方法に固執する理由はないのですが、情報がないうちに他の方法を試すのはあまりいい顔をされませんので。
他の方法だと付着できるのか、伺いたいと思います。
他の分化法について(レチノイン酸やNGFを使う方法)経験のあるかたお教え願います。
どなたか、分化実験の後、細胞が剥がれずにすむフラスコのコーティング法、もしくは、分化法、維持の方法について情報ありましたら、お教えください。 |
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