みなさま、回答ありがとうございました。非常に参考になりました。やはりネイティブとリコンビナント間では大きな違いがみられる例は少ないけども、もし違いが認められたらそれも新たな知見を得ることにつながるということで納得しました。以下、質問に答えさせていただきます。それと、個人的な事情で返答が非常に遅くなり申し訳ございませんでした。
”さん
>そもそもそのネイティブの酵素は何で発現しているものなのでしょうか?
酵母菌由来のものです。
>そのリコンビナントの酵素は、修飾・立体構造等がネイティブのものと同じであることを示すことは出来ますか?
いいえ。ネイティブの酵素もまだ立体構造にはまったく手をつけていません。
teさん
>さて、ネイティブ酵素とリコンビナントの違いですが、すでにご自身で経験されている点はいかがでしょうか?
実はまだ精製するのでいっぱいいっぱいで安定性を得る試験もできず、またネイティブの精製酵素とリコンビナントの精製酵素は濃度が格段に違うので、(濃縮も試みましたが、失活など障害あり)基質特異性試験においてリコンビナントではこの基質に対し、この酵素量で活性が認められた、などの結果を得られても、ネイティブではそれと同等の酵素量を得られることさえできない、などまだまだ障害ばかりです。従って、まだはっきりした違いは得られてないです。 |
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