いつも興味深く拝見しております。
掲題の件についてご意見お聞かせください。
現在、PCR-DGGE法というメタゲノム解析を行っております。
土壌等から採取した16sDNAをGC含量により、変性アクリルアミドゲル内で分離するといった方法です。
最終的にはゲルを切りだして、シーケンシングして網羅的に微生物群集の解析を行っております。
朝から仕込みだして18時くらいに泳動が終わるのですが、網羅的に解析するとなると回収するバンドがゆうに100を超え、1日ではとても終わりません。
当方、サラリーマンゆえあまり残業ができず、力技で終わらせることもなかなか困難です。
そこで、泳動後のゲルを何らかの方法で保管出来ればありがたいのですが、そのような方法を御存知ありませんでしょうか。
ゲルを手頃なバッファーに浸漬して翌日解析、というような方法が取れればいいのですが、SDS-PAGEですら固定の操作があるので、DNAではあっという間に拡散してしまいそうな印象があります。
条件としては以下のとおりです。
・600bp程度のDNAが拡散しないこと。
・シーケンシング等の操作に影響を及ぼさない。
・オーバーナイト程度の期間、保存出来れば良い。
そんな方法などない!!ということであれば、オーバーナイトで泳動できる条件を模索しますが、いかんせん夜間に泳動しっぱなしというのも若干の不安が残ります。他に良い方法があればぜひご教授ください。 |
|