気になるのは
@テンプレート
>3つのフラグメントをつなぐことができました。
これは、PCR後に泳動して、目的の位置にバンドが見えたということでしょうか?
配列を読むか、最低でも制限酵素地図で目的のものであるかは確認しているのでしょうか。
実はアームの片方だけが2つ繋がったりして、同じくらいのサイズの目的のものとは異なるフラグメントだったりしませんか?
APCRの条件
アームが左右に2kbずつということは、4.5kb位はあるのでしょうか。
PCRの条件はどのあたりを振ってみたのでしょうか?
LA-taqを使っているのであれば、GC bufferも試してみてはいかがでしょうか。
B断片の精製度
PCRのテンプレートであれば、切り出し時のUV照射の影響はほとんど無いと思います。
ただ、精製でPCRを阻害するようなものを残してしまっていれば、PCRがかからなくなるかもしれません。
精製後にどのくらい希釈しているか分かりませんが、MilliQ水等でpg/uLオーダーくらいには希釈しているのでしょうか。
PCRのテンプレートですから、不足よりかは持込の過剰を心配したほうがいいと思います。
B目的は何?
PCRで増やすこと自体は目的ではありませんよね。
おそらくはターゲティングのために使うのでしょうか。
増やせている2nd PCRを数十本程度やって必要量のフラグメントが得られるのであれば、力技で必要量を取ってしまうのもいいかもしれません。
または、いったんTベクターに入れてしまってはいかがでしょうか。
制限酵素で切り出すのであれば更にアダプターを付けないと末端にゴミがつきますが、
PCRで回収するのであれば、Tベクターに入った状態でも出来ますよね。
配列も読みやすくなります。 |
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