1)凍結細胞の解凍後の生存率は、細胞株や凍結・保存条件で大きく変わり、コントロールが難しい。
2)解凍した細胞を一旦、遠心してリンスするのであれば、沈殿には生存した細胞と死滅した細胞の残骸が沈殿するので、死んだ細胞の可溶性タンパク質だけを取り除いて見ていることになる。
3)解凍後そのまま解析するのであれば、DMSOやその他の凍結保存剤の作用がどのように働くか推測困難です。
4)そして何より、仮に良さそうな結果が得られたとして、「追試験することが困難」です。
私であれば、細胞培養のために(だよね?)凍結保存した細胞から抽出する以外に一切選択肢がなければ、
1)仕方なく、やってみる。
2)どうせ追試できないのだから、やらない。
の選択を迫られることになります。 |
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