卒論研究の学部生です。
培養細胞に薬剤を添加し、遺伝子変化をリアルタムPCR法で調べる実験を行っています。
方法として、
抽出:ISOGEN → DNase処理 → フェノールクロロホルム抽出
逆転写酵素:タカラ社 PrimeScript RT Master Mix
リアルタイム:タカラ社 サイバーグリーン試薬 SYBR Premix Ex Taq
を、指示されました。
この逆転写酵素なのですが、メーカー説明書によると
「定量RT-PCR の逆転写反応に必要なコンポーネント(PrimeScript RTase、RNase Inhibitor、Random 6 mers、Oligo dT Primer、dNTP Mixture、反応バッファー)を
すべて含んだ5×濃度のプレミックス試薬であり、鋳型RNAと水を添加するだけで迅速に反応を開始できる。
本製品により得られたcDNAは、SYBR Greenアッセイ、TaqManプローブアッセイのどちらにも利用できる。」
とのことです。
ここで些細な疑問が生じたのですが、上記方法で採取した鋳型RNAにはスプライシングを受けていないRNA前駆体も含まれていますよね?
Random 6 mers、Oligo dT Primerで、RNA前駆体も逆転写されてしまうことはないのでしょうか。
素人質問で申し訳ありませんが、羊土社の書籍を読んでも参考になりそうな記事を見つけることができませんでした。
もしよろしければ教えてください。 |
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