ops様、nana様、返事が遅れてすみません。
>Deletionが大きすぎて、長いPCR産物の方が検出できない実験系なのか、
まさにこれです。正常型では、PCRで増幅されたとしても25kbぐらいのサイズのため、PCRの反応条件を鑑みるとそれらが増幅されることはなく実質的にはアガロースレベルでは検出できません。でも考えてみると、中途半端に伸長したフラグメントなどがシークエンスの際に悪さをする可能性もあるかもしれないとも思います。今、考えているのは、del型で増えてきたPCR産物をさらにnested PCRして特異性を高めれば良いかもと思っています。いずれにせよ、まずはシークエンスをやってみて余裕があれば、nested PCRあるなしで違いがあるのかのデータも見てみたいと思っています。
「A-B-C/delのようなディプロタイプ」が実際どうなっているのかについては、まだ正解が分からないのですが、nanaさんのご指摘のように
>染色分体の話ではなく相同染色体の片方が正常型、もう片方が欠損型
という解釈が正しいのかなと思っています。これに関して何かご指摘などいただけたらと思います。 |
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