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MG132のように汎用されるプロテアーゼ阻害剤 トピック削除
No.279-TOPIC - 2011/04/09 (土) 21:43:12 - M54
MG132のように汎用される、培養細胞に使えるプロテアーゼ阻害剤でお勧めを教えてください。

できれば、MG132と作用機構がちがうものがいいです。
 
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(無題) 削除/引用
No.279-20 - 2011/04/12 (火) 08:05:50 - M54
おおさん、ありがとうございます。
fmkで思い出しました。Z-VAD-FMKがありますね。これはいい。昔使ったことがあります。

(無題) 削除/引用
No.279-19 - 2011/04/11 (月) 23:13:35 - おお
You might want to refer to the URL below

www.emdchemicals.com/life-science-research/inhibitor-resource-technical-tips/c_c6yb.s1OqwwAAAEiCucN6zyI?PortalCatalogID=merck4biosciences&CountryName=United+States+of+America

What are are the advantages of using FMK based caspase inhibitors and how do they differ from CHO-based inhibitors?

The FMK-based caspase inhibitors covalently modify the thiol group of the enzyme making them irreversible inhibitors. Generally, at the amine end of the inhibitor we have a benzyloxycarbonyl (Z), biotin, or aceytl (Ac) group. These groups also increase hydrophobicity of the molecule, which makes them more cell-permeable. Compared to the inhibitors with an Ac or a biotin group, those inhibitors with a Z-group are even more cell-permeable. Inhibitors with a biotin group can serve as a detection tool and are useful in tagging the enzyme-inhibitor site.

www.emdchemicals.com/life-science-research/protease-inhibitors/c_8Tqb.s1Lz5AAAAEW0WEfVhTm

208721 ALLM Calpain Inhibitor II
Cell permeable inhibitor of calpain I (Ki = 120 nM), calpain II (Ki = 230 nM), cathepsin B (Ki = 100 nM), and cathepsin L (Ki = 600 pM).

(無題) 削除/引用
No.279-18 - 2011/04/11 (月) 19:41:48 - M54
おおさん、ありがとうございます。

permeable protease inhibitorで検索しますと、E-64dというのが引っかかります。CA-074-Meというのも。意外にほとんどないようですね。
それだけ、実際に実験でチェックするには簡単ということにもなりますが。

(無題) 削除/引用
No.279-17 - 2011/04/11 (月) 15:21:29 - おお
実験の目的がはっきりしませんが、プロテオリシスを研究している文献を色々調べてみるのがいいかとも思えます。例えばカスペースは細胞内に取り込まれるインひビターは出回ってます。カルパインもよく研究されているので細胞に取り込まれるインひビターは出回っているかもしれません。

いんひびたーによっては毒性もあると思います(生理作用がブロックされるわけですから)。

TLCKはたとえばここをを見ると
www.scbt.com/datasheet-201296-TLCK-hydrochloride.html
øthe compound has demonstrated Inhibition of LPS-induced expression of COX-2 in macrophages.
と書いてますから検索、リファレンスを見てみるといいかもしれません。これだけだと外で聞いているか中できているかよく分かりませんけど。

www.scbt.com/datasheet-201297-tpck.html
TPCKも使えるかもしれません。IkB分解抑制作用があるようです。

E-64
sc-201276
E-64 is a cell-permeable, epoxysuccinyl peptide inhibitor of calpain and cysteine proteases. Shown to promote heat-induced apoptosis in FM3A cells, and inhibit a calpain-dependent apoptosis pathway in T cells.
5 mg/25 mg

E-64は細胞透過性があるようです。
www.scbt.com/support-table-protease_inhibitors.html
メーカーの解説とか結構有用なことがあります。ここより充実した品ぞろえ、解説がされているところもありますので探してみてはどうでしょうか?

あどれすは頭にhttp://を省略しています。

(無題) 削除/引用
No.279-16 - 2011/04/11 (月) 12:05:21 - Boston-Pullman
> これはたとえば、MG132が効けば、プロテアソーム経路が関与しているという証拠になるので、むしろ都合がいいと考えています。すなわち、付加的な情報提供になる感じです。そのあとどれくらい追求するかはそのケースによります。

どんなタンパク質分解酵素があるのか調べて、ターゲットを絞ってから阻害剤を検索して、質問して、購入して、実験するのが手っ取り早いと思います。時間、労力、お金、電力は貴重なので。

(無題) 削除/引用
No.279-15 - 2011/04/11 (月) 09:41:47 - M54
再度書きますと、

私の目的としては、とりあえず目的バンドが消失せず、移動しても構わない、という感じです。
よって、プロテアソーム阻害剤に限りません。

です、ある条件で目的バンドが消失、もしくはかなり弱くなるので、細胞内でそれを阻止してみようということです。

>もし生理的な事象を観察したいと言う事であれば、標的タンパクが分解されないことによって生じる事象の他に、プロテアーゼが広範に阻害されたことによる影響を考慮して実験系を組まなくては論文にする段階で説得力のある論文は書けないでしょう。

これはたとえば、MG132が効けば、プロテアソーム経路が関与しているという証拠になるので、むしろ都合がいいと考えています。すなわち、付加的な情報提供になる感じです。そのあとどれくらい追求するかはそのケースによります。

(無題) 削除/引用
No.279-14 - 2011/04/11 (月) 06:02:09 - yyy
実験目的をおおまかにでも提示してみてはどうでしょうか?
proteolysisは生理的な細胞活動のあらゆる面に関わっているので、阻害剤添加によって細胞の性質・活動がかわる危険性があることを考慮した方が良いですよ。
目的が単に、標的タンパク質を過剰発現させての回収・精製であって、細胞の活動の他の事象を全く考慮しなくても良いというのであれば、単純に非特異的なプロテアーゼ阻害剤を細胞毒性がでない濃度で加える、ということで問題ないのでしょうが、もし生理的な事象を観察したいと言う事であれば、標的タンパクが分解されないことによって生じる事象の他に、プロテアーゼが広範に阻害されたことによる影響を考慮して実験系を組まなくては論文にする段階で説得力のある論文は書けないでしょう。

(無題) 削除/引用
No.279-13 - 2011/04/10 (日) 09:37:36 - M54
>Use at a dilution of 1:200 or more in tissue culture media to prevent proteolytic degradation of secreted proteins.

あらあら、ご指摘のように、分泌蛋白を標的としているようですね。標的は細胞内です。5種類入っていて、そうでなければ理想的だったのですが。

(無題) 削除/引用
No.279-12 - 2011/04/10 (日) 09:05:11 - おお
>「生きた培養細胞に直接加える
まあそうおっしゃってましたが、例えば分泌されるタンパクの分解を抑えるなら生きた細胞にくわえて、細胞内に入らなくても良いわけだし。。。

(無題) 削除/引用
No.279-11 - 2011/04/10 (日) 08:19:11 - M54
おおさん

明らかに説明不足だったようですが、No.279-3で補足していますように「生きた培養細胞に直接加える、お勧めの阻害剤」ということです。ご紹介のサイトでは

>After 48 hours exposure, the product is non-toxic to adherent cell lines A431, CHO, COS, HepG2 and HeLa; and to Jurkat and HL-60 cell lines grown in suspension.

ということで、私の目的にかなっております。うまく調べられないのですが、なにか検索語に適切なもの(もしくはほかに何か)はありますでしょうか?
論文のは使っているものに重点を置きがちですので、なかなか「お勧め」という観点からは答えにならないものが多いです。

(無題) 削除/引用
No.279-10 - 2011/04/10 (日) 07:28:03 - おお
>[Re:9] M54さんは書きました :
> おおさん
>
> ありがとうございます。これは良さそうですので、さっそく試したいと思います。こういうものがCell permeableなのですね。
>
ああ、それが気になって戻ってきたんですが、細胞の外で効けばいいのか中で効けば良いのかで話が違ってきますので、、、ちょっと取り説など読んで確認してみてください。もともとMG132(数字あってるかな)はペプチドのバックボーンで、プロテアソーム以外をターゲットにしたペプチドをバックボーンにもつインヒビターもいろいろ作られていると思います。そういうのは比較的入りやすいのかもしれません。特にハイドロフォービックなものは。

(無題) 削除/引用
No.279-9 - 2011/04/10 (日) 06:20:26 - M54
おおさん

ありがとうございます。これは良さそうですので、さっそく試したいと思います。こういうものがCell permeableなのですね。

小言幸兵衛さん、MTTさん

私の目的としては、とりあえず目的バンドが消失せず、移動しても構わない、という感じです。
よって、プロテアソーム阻害剤に限りません。
定義の問題になりますが、最終的に蛋白分解が阻害されるのなら、それはプロテアーゼ阻害剤といえるかとも思います。

(無題) 削除/引用
No.279-8 - 2011/04/10 (日) 02:14:04 - おお
I can not delete my comment...

(無題) 削除/引用
No.279-7 - 2011/04/10 (日) 02:10:54 - おお
http://www.sigmaaldrich.com/catalog/ProductDetail.do?D7=0&N5=SEARCH_CONCAT_PNO%7CBRAND_KEY&N4=P1860%7CSIGMA&N25=0&QS=ON&F=SPEC

Mixture of protease inhibitors with broad specificity for the inhibtion of serine, cysteine, aspartic and aminopeptidases. Contains aprotinin, bestatin, leupeptin, E-64, and pepstatin A. Contains no metal chelators

(無題) 削除/引用
No.279-6 - 2011/04/10 (日) 02:09:28 - おお
http://www.sigmaaldrich.com/catalog/ProductDetail.do?D7=0&N5=SEARCH_CONCAT_PNO%7CBRAND_KEY&N4=P1860%7CSIGMA&N25=0&QS=ON&F=SPEC

(無題) 削除/引用
No.279-5 - 2011/04/09 (土) 22:47:40 - MTT
protease inhibitorとproteasome inhibitorは薬理作用機序が全く異なるのではなかったでしょうか(別物では)?

(無題) 削除/引用
No.279-4 - 2011/04/09 (土) 22:28:47 - 小言幸兵衛
プロテアーゼと言ってもいろいろあり、阻害剤にはそれぞれ特異性というものがあります。MG132はプロテアソームの阻害剤ですが、同じくプロテアソームを標的とするが作用機構の違うものを探しておられるのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.279-3 - 2011/04/09 (土) 22:21:20 - M54
実は、ある程度は調べてからお聞きしております。
当方、プロテアーゼ阻害剤は毎日のようにつかいますが、セルライセートに加えます。生きた培養細胞に直接加えるようなことはまったくしません。
ボスにもちらっと聞いてみましたが、ぱっと思いつかないようです。疾患関係というよりは、生きた培養細胞に直接加える、お勧めの阻害剤ということでご理解いただければ幸いです。

(無題) 削除/引用
No.279-2 - 2011/04/09 (土) 21:56:33 - MTT
本来ならば、プロテアーゼ阻害剤について汎用されるものはここでおききになるのもいいですが
ご自分でお調べになったほうが研究者としての実力がつきますよ。
Pubmedでprotease inhibitorと疾患名(勿論英語で)を検索語で入力しただけで
いろんなReviewやpublicationが出てきます。数十本は実際に読んで、また上がってくる文献の
多さなどから探してみられると良いと思います。ひょっとするとどうされるといいのか方法が
分からないのでおききなのでしたら参考まで。研究の最新情報は常にラボの中にあるものなので
論文でAuthorのCorresponding Authorが分かるのならば興味のある研究者に実際に英語でメールを
して問い合わせしてみても良い方ならば親切に教えていただけると思います。

MG132のように汎用されるプロテアーゼ阻害剤 削除/引用
No.279-1 - 2011/04/09 (土) 21:43:12 - M54
MG132のように汎用される、培養細胞に使えるプロテアーゼ阻害剤でお勧めを教えてください。

できれば、MG132と作用機構がちがうものがいいです。

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