バイオ系の大学で何を担当されているのでしょうか?
バイオ系の実験補助をしているのか、廃液処理センターで実際の廃液処理をしているのかで、何を答えればいいのかが変わってきます。
>今、わからないのは、フェノールと2-メルカプトエタノールです。
基本的な考え方は他の廃液と同じく、大学の規定に従って分別して保存→廃液回収にまわします。
>などで分けるように指定されています。
の”など”の部分について全ての規定を確認しましたか?
そこに書かれています。
廃液を入れる容器の材質や色、マーキング等や、その容器に廃液を入れた際の記録方法等を規定している大学はあります。
貴方が大学名を明かさないのであれば、貴方の大学の規定について答えられる人はここにはいないはずですので、直接担当者に聞かなければ、求める情報は得られないでしょう。
フェノールについては、バイオ系の大学であれば処理したことがないということは無いでしょうから、担当者に聞けばすぐに答えが来るでしょう。
2-メルカプトエタノールについては、最近毒物指定されたので、担当者がまだ処理したことがないかもしれませんが、今のところは噴霧焼却くらいしか処理方法が無いと思います。
もし担当者に処理方法がわからないといわれた場合は、貴方が使用した2-メルカプトメタノールを含む製品のMSDSを担当者に渡し、直接メーカーとやり取りしてもらうのが早いです。
(貴方がやるようにと差し戻されるかもしれませんが)
>試薬びんから出しすぎた酢酸や塩酸は、中和させたりすればいいのでしょうか?
基本は中和です。ただ、単に塩酸(強酸)と強アルカリだけを混ぜると中性になるポイントがわずかしかないので、バッファーになるものも足した方が中和が楽になります。
大学によっては、十分量の水で希釈すれば、そのまま流しに流していい運用になっているかもしれません。
>クロロホルムなど、よくある試薬の廃液処理方法、いくつか教えてほしいです。
貴方がバイオ系の実験担当者であれば、規定に従って分別して保存し、回収に回すというのが処理方法です。
貴方が廃液処理の担当者であれば、有機溶媒については焼却処分することが多いです。ただ、貴方の所属の規定や機器しだいですので、一般論ではなく上長に聞くのがいいでしょう。 |
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