そもそも、無刺激で全くリン酸化が見えないようにする理由、必要はあるのでしょうか?
私もときどきERKなどのリン酸化を見ますが、私の実験では定常状態でもそれなりにリン酸化が見えます。おっしゃられるように、培地に含まれる何かによって刺激が入ってしまっているかもしれませんが、定常状態で多少の活性があるのはそれほど不思議なことでもありません。もちろんEGFなどで刺激を入れれば、リン酸化は大きく増強されます。
刺激、処理による差がきちんとあれば良いというわけにはいかないのですか?
それにWBの場合、露光時間によってバンドの濃さが変わるわけで、参考にされている論文・実験で、本当に無刺激群のリン酸化が全くないのかどうかはわからないと思います。 |
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