環状で導入した場合は多コピーの遺伝子からDsRedが発現することになるので、発現量が多くなりやすいと思います。一方でリニアーにした場合は、ゲノムに組み込まれるコピー数はそんなに多くならないとお思いますので、発現量はほとんどの細胞で少ないと思います。
ciraさんも書かれているように、薬剤スクリーニングで樹立した株はDsRedの蛍光が見られないけれどもRT-PCRで見えるとのことですが、DsRed、特にIRES下流で発現量が低い場合に蛍光顕微鏡で見たときの感度はその程度だろうと思います。
DsRedの発現を蛍光として確認したいのであれば、蛍光顕微鏡ではなくフローサイトメーターを使うのが良いと思います。 |
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