昔いたラボで分光光度計の使用時に、オートクレーブ済みのチップやチューブでdH2Oを入れると、しばしばオートクレーブしてないチューブやチップで入れたときより高い値が出ることがあり、分光光度計を使うときはオートクレーブしてないチューブ&チップでやってたことがありました。またオートクレーブ済みのチップやチューブには、時々水滴のあとが残っているチップを見かけました。
次に行ったラボで使っていたのは高密度ポリエチレンの袋で、たくさん入る、安価、へたってくるけど使い回しもできるなどが利点でした。直接オートクレーブと袋が触れるとくっつきそうだったので、かごに入れてオートクレーブに入れてました。ここでは上記の問題は発生していませんでしたが、理由がオートクレーブの違いか、袋のせいかは分かりません。
今のラボのオートクレーブにはドライモードがあるので、チップやチューブなど器具の滅菌にはドライで行っています。何にも包んでいません。分光光度計の値には異常がありませんでした。
私であればラックを包まないでオートクレーブして、問題が発生したら高密度ポリエチレンの袋で包み、かごに入れてオートクレーブします。 |
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