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酸化型グルタチオンと蛋白質SS結合との反応 トピック削除
No.211-TOPIC - 2011/03/28 (月) 13:33:34 - きょめぴ
還元型グルタチオン(GSH)は、蛋白質ジスルフィド(PSSP)と以下のように反応することが知られていますが、

GSH + PSSP → GSSP + PSH

酸化型グルタチオン(GSSG)は、以下のようなジスルフィド交換反応をする可能性がありますか?

GSSG+PSSP→GSSPx2

つまり、例えば分子間ジスルフィド結合により手をつないでいた蛋白質を、グルタチオニル化によってばらばらにすることはありうるでしょうか?

お手透きの時にご教示ください。よろしくお願い申し上げます。
 
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ありがとうございました! 解決済み 削除/引用
No.211-7 - 2011/03/30 (水) 10:02:35 - きょめぴ
ats様、~ 様、yyy様、ありがとうございました。

実験では観察されているのですが、
教科書や総説には記載されていないようですので、
このフォーラムで皆様のご意見をお伺いしました。

~様がおっしゃるように、GSSGからまずGSHが生成し、
それが反応した可能性もあると思います。

大変勉強になりました。
本当にありがとうございました。

きょめぴ

(無題) 削除/引用
No.211-6 - 2011/03/30 (水) 09:51:13 - ats
タンパクのrefoldingを行う時に、還元型だけでなく酸化型も加える報告も数多くありますので、GSSPの様な中間体?も出来るのではないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.211-5 - 2011/03/30 (水) 09:46:15 - ~
直接反応する事を否定できませんが、
GSSG→GSH x2
は非酵素的にも起きますよね。
(酸化還元反応の相方が必要になるでしょうけれども)

加えたGSSGから生じたGSHがたんぱく質と反応したというのもありうるのでは?

(無題) 削除/引用
No.211-4 - 2011/03/30 (水) 02:22:46 - yyy
実験によって観察されたのならば、そういうことはありうることなのではないでしょうか?
ジスルフィド結合はSH基同士がかなり近接してないと(Cysteine残基どうしだとα炭素間距離が6−7オングストローム以内だったと思う)安定して維持できないようなので、pHが比較的高くてジスルフィドが不安定で、GSSGの濃度がかなり高かったり、タンパク間距離・位置関係が安定してない場合は、GSSGとタンパクの間でジスルフィド交換反応が起きてもおかしくないような気はしますが。

酵素がなくても反応しているようなのです・・・ 削除/引用
No.211-3 - 2011/03/29 (火) 20:59:11 - きょめぴ
おおさま。お返事ありがとうございます!精製した蛋白質に還元型グルタチオン(GSH)を加えると、条件によっては複数の蛋白質同士の分子間ジスルフィド結合が切断されました。これは、非還元/還元二次元電気泳動で確認しました。つまり、酵素がなくても反応する場合があるようなのです。

また、酸化型グルタチオン(GSSG)を加えても、同様に分子間ジスルフィド結合が切断されているようなのです。そこで、

GSSG+PSSP→GSSPx2

が理論的におこりうるのか?あるいは、これを観察された方がおられたら、教えていただきたいのです。

よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.211-2 - 2011/03/28 (月) 21:32:06 - おお
これって酵素的な反応じゃなかったっけ。。。

酸化型グルタチオンと蛋白質SS結合との反応 削除/引用
No.211-1 - 2011/03/28 (月) 13:33:34 - きょめぴ
還元型グルタチオン(GSH)は、蛋白質ジスルフィド(PSSP)と以下のように反応することが知られていますが、

GSH + PSSP → GSSP + PSH

酸化型グルタチオン(GSSG)は、以下のようなジスルフィド交換反応をする可能性がありますか?

GSSG+PSSP→GSSPx2

つまり、例えば分子間ジスルフィド結合により手をつないでいた蛋白質を、グルタチオニル化によってばらばらにすることはありうるでしょうか?

お手透きの時にご教示ください。よろしくお願い申し上げます。

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