>というのも、細胞増殖が低下するということは測定時の細胞数も減少している訳で、その場合細胞数自体が少ないからLDHの量も少なかった(たとえ細胞死が起きていたとしても)、という結果になるような気がします。
一度やってみてはいかがですか? その結果を考察する方が建設的だと思います。
もし細胞数が減っていても、LDHが高くなるようでしたら、細胞膜が傷害されて細胞死が起きていると言うことになると思います。
細胞数が減っていて、LDHが若干減っているか変わらなければ、細胞障害作用はない、あるいはかなりマイナーな作用だと言えると思います。
通常の状態では、細胞からのLDHの放出量はとても小さく、細胞障害があったときには大きく上昇するものです。細胞数が1−2割減少したところで(どの程度かは存じ上げませんが)、その薬物に確かに細胞障害性があれば、細胞数の小さな違いなど無視されるくらい大きく上昇すると思います。細胞膜の損傷がないまま、細胞数が1−2割減少したときに、その違いをLDH放出量で検出できるかなぁと思います。 |
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