以下は自分の経験に基づくあくまで私見ですが
1. プレクリア: ヤレヤレってよくマニュアル本とかに書いてあるけどあんまり有効性感じない。
2. セファロース/アガロース担体: なんか結構いろんなものがつく気がする。
3. 磁気ビーズ: 吸着低いというより、あれって磁石で壁にくっつけるから、遠心なしで回収できるので、遠心による微細な不溶物の持ち込みが低くなるからではないだろうかと思ってるがどうかな。
4. 塩濃度上げる:バックグランドがかなり劇的に変わることあった。上げるなら0.5~1Mの
範囲くらいかな。
5.界面活性剤:期待するほど劇的な変化はなかった。でも抜きでやるほど勇気ないので入れてる。たしか他のトピックで、「界面活性剤なしでIPやったらむしろバック下がってうまくできました」みたいのがあったはず。目的が蛋白質が界面活性剤なしても可溶化できるならば、相互作用に影響を与えないという上でもむしろその方がいいかもしれない。
6.SILAC法を使う。安定同位体アミノ酸ラベル法、最近はやり。LC-MS/MSでバックグラウンドか本物かを識別できる。精製度があまり高くなくてもできるのが利点。必要な培地とかアミノ酸とか一式キット化されたものも売ってるよ。 |
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