> もう少し私達になじみのあるところだと、よく RI を mCi 単位で購入しますよね。1mCi=37MBq ですから、3万ベクレルだとそのおよそ千分の一です。それが1平方メートルに降下するわけです。(あくまでも屋外の場合)
> 例えば 1mCi 入りの原液を広さ10メートル×10メートルの実験室で使っているとして、原液全体の10分の1量を部屋中にばらまいた様子を想像するとイメージ湧きませんか?
ベクレルは崩壊数であり、放射線種(αβγ)、エネルギー(eV)を全く表していません。131Iは通常の生物実験で使うものではないので、これがばらまかれた状態のはそのようなイメージで語られないと思います。まあ、3Hや32Pよりずっと深刻なのですが・・・
シーベルトは核種、エネルギー量を加味して計測する、人体に及ぼす影響の単位です。ベクレルから簡単に計算できるものではないと思います。シーベルトは遮蔽の有無で変わってきますし、その遮蔽の効果も結局は核種とエネルギーレベルで決まってきますが、室内汚染していなければ建物がかなり遮蔽しているはず・・・
余談になりますが、RI管理区域は法的に放射線の遮蔽能力を要求されます。しかし、実際には窓ガラス(薄すぎてγ線の遮蔽力ほとんどなし)付きのRI実験室が多々ありますが、行政判断はどうなってるのですかね? |
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