RAW264.7にレトロウィルス(pMSCV)で遺伝子導入を試みていますが、うまくいかずに困っています。293Tにターゲット遺伝子(pMSCV)とEcopak(gag,pol,envエコトロピック)をリン酸カルシウム法でco-transfectし、24時間後に培地交換。トランスフェクション48-72時間後に上清を回収しています。6-wellプレートに300KのRAW細胞を蒔いて、翌日にポリブレン4ug/mlの濃度で0.45umFilter後のウィルス上清3mlを添加し、32℃、2500rpmで90分スピンして、6時間後に新しい培地に交換。翌日にもう一度感染、スピン、培地交換を繰り返して、最初の感染後48時間で評価をしています(蛍光顕微鏡でYFP陽性細胞を確認しています)。培地は、αMEM+10%FBS+1%PSを使用しています。以前に同じウィルスでマウスのPrimaryマクロファージに感染を試み、3%前後のYFP陽性細胞を確認できたため、RAW細胞への感染の方がPrimaryより難しいのか悩んでいます。どなたかRAW細胞へのレトロウィルス感染をご経験されている方がおられましたら、ぜひご経験をお聞かせ頂ければと思い投稿させて頂きました。宜しくお願い申し上げます。 |
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