以前クロンテックのmatchmaker3を使ってスクリーニングをしました。
私の時は1回のスクリーニングで陽性コロニーが120個くらい取れました。
候補を絞り込む基準は
@同タンパクの共通した領域が複数の陽性コロニーから検出されているもの
Abaitを全長、特定ドメインのみの両者でスクリーニングを行い、共通して陽性コロニーとして検出されたもの
B発現細胞がbaitと共通しているもの
としていました。
酵母ではフレームシフトが起こりやすいのでフレームシフトは除外基準には入れませんでした。
またGolemisさんのY2Hに関する論文だと転写因子やフェリチンなどは偽陽性として検出されやすいとなっていたので、それらも除外して最終的には10種類くらいまで絞り込みました。
酵母へのCo-transformは省いて、哺乳細胞でのCo-IPに進んでしまいましたが、候補タンパクのうち一つがCo-IPで結合していました。 |
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