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戻し交配に用いる親マウス
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No.1367-TOPIC - 2011/12/22 (木) 00:07:20 -
Luc
いつも参考にさせていただいております。
戻し交配に関しての初歩的な質問なのですが、ご回答いただければ幸いです。
129;B6バックのTgマウスをC57BL/6マウスの遺伝背景になるように戻し交配をしています。
研究室の先輩からF1の♂をC57BL/6の♀と掛けるように言われてそうしているのですが、F1の♀をC57BL/6の♂と掛け合わせた場合は遺伝背景はC57BL/6に近づかないのでしょうか。
何故♀の親マウスの遺伝背景に近づくのか理由がお分かりの方がおられましたら是非教えて下さい。
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No.1367-7 - 2011/12/26 (月) 12:32:43 - こうじ
どこの染色体に入るかもあるでしょうし産まれた都合もありますので
その世代でオスを使う理由はそれぞれだと思います。
先輩に聞くのが一番でしょう。
私たちは、どこかの世代でメスにB6オスを掛け合わせないと
Y遺伝子が置き換わりませんし、世代の早めに置き換えるようにしていました。
オスのほうが多くのwildメスと交配できますから
最初(N1)はオスが使えたら大量(適切)に増やして、
N2はメス、N3はオスとして、後は性成熟が早いメスを
毎回数匹でN10までバッククロスしていました。
(無題)
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No.1367-6 - 2011/12/24 (土) 01:11:20 - ami
継ぎたいalleleを持つ♂と、戻したい背景を持つ♀との交配が第一選択です。
APさんのおっしゃるように、私は最後に継ぎたいalleleを持つ♀と、戻したい背景を持つ♂との交配が私の第一選択です。
(無題)
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No.1367-5 - 2011/12/22 (木) 22:00:36 - AP
母性因子の問題だけだったら、最後の戻し交配だけ相手をメスにすれば済むんじゃないかな。
(無題)
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No.1367-4 - 2011/12/22 (木) 19:50:43 -
Harmonia
メスは一生のうちに何匹子孫を残せる?
オスは一生のうちに何匹子孫を残せる?
細胞質遺伝を考慮しなくてもオスを優先するのは、オスのほうが多く子どもを残す(特にトピ主さんのように確率の低さを凌駕したい場合)方が有利だから。
当然のことながら、X染色体の遺伝子を子孫に残したいなら、メスを使う。
(無題)
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No.1367-3 - 2011/12/22 (木) 01:53:00 -
Luc
>月詠様
ご回答ありがとうございました。
確かにミトコンドリアの遺伝子は母親由来ですね。
遺伝背景を戻しながら4つの遺伝子に変異が入ったクアドラプルミュータントマウスを作成したいのですが、生まれた子の♀にのみ4つの変異が入っている場合があります。その♀を次の交配に用いたときに戻し交配が進まないか淡い期待をもっていましたが、♂で変異が揃うまで地道に交配するしかないようですね。
第一選択という言葉が気になったのですが、遺伝的背景にしたい系統の♂を用いて戻し交配する場合もあるのでしょうか?
(無題)
削除/引用
No.1367-2 - 2011/12/22 (木) 01:25:37 -
月詠
卵由来の母系のみに受け継がれる遺伝因子(いわゆるマターナル因子)を
考慮するからです
核内の遺伝因子(染色体上の遺伝子)は、♂由来の精子からでも次世代に
受け継がせることができますが、細胞質内の遺伝因子(ミトコンドリア内
の遺伝子等)は、♀由来の卵を介してしか次世代に受け継がせることが
できませんよね?
ですから、戻し交配をするときには、一般に、戻したい遺伝子を有している
♂と、遺伝的背景にしたい系統の♀を掛け合わすプロトコールを第一選択に
します
戻し交配に用いる親マウス
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No.1367-1 - 2011/12/22 (木) 00:07:20 -
Luc
いつも参考にさせていただいております。
戻し交配に関しての初歩的な質問なのですが、ご回答いただければ幸いです。
129;B6バックのTgマウスをC57BL/6マウスの遺伝背景になるように戻し交配をしています。
研究室の先輩からF1の♂をC57BL/6の♀と掛けるように言われてそうしているのですが、F1の♀をC57BL/6の♂と掛け合わせた場合は遺伝背景はC57BL/6に近づかないのでしょうか。
何故♀の親マウスの遺伝背景に近づくのか理由がお分かりの方がおられましたら是非教えて下さい。
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