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Cre-ERマウスのタモキシフェン誘導後のCre発現継続期間について トピック削除
No.1362-TOPIC - 2011/12/21 (水) 20:41:00 - ER
Cre/loxPシステムを用いたコンディショナルKOマウスの表現型解析を行っています。今使用しているCre-ERマウスは、5日間連続でタモキシフェンを投与しCreを誘導させ、loxで挟まれた目的遺伝子を欠損させています。解析はその3日後から1週間で行っております。同じCre-ERマウスを使用している先行論文にならって行っています。

そこで一般論としてうかがいたいのですが、例えば5日間連続でタモキシフェンを投与しcreを誘導させた後、その効果はどのくらい持続するものなのでしょうか?投与したタモキシフェンが使用されていけば、cre発現は当然おちていくと考えられます。creをつないでいるプロモーターなどで異なると思いますが、熟練者の皆様に教えていただきたいです。

可能であれば論文も教えてください。どうぞよろしくお願い致します。
 
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No.1362-6 - 2011/12/26 (月) 14:12:27 - AA
Uさんがお答えされていますように幹細胞が正常のままの来れば、
神経細胞のような場合を除いて、時間と共に置換されるはずです。
従いましてCreER遺伝子のつないであるプロモーター次第ということになると思います。

極端な話ですが、生殖細胞系列に発現する場合、次代以降の個体ではコンベンショナルなノックアウトということになります。

(無題) 削除/引用
No.1362-5 - 2011/12/25 (日) 02:00:33 - U
各組織の幹細胞レベルで欠損が起きていないと、欠損した細胞は個体内から除去されます。 また、遺伝子欠損により増殖あるいは生存disadvantageがもららされる場合も、徐々に欠損しないで残った細胞に置き換わっていきます。

(無題) 削除/引用
No.1362-4 - 2011/12/24 (土) 23:10:47 - ER
774様、み様
ありがとうございます。
私の理解不足でした。確かに一度cre発現によりloxで挟まれた遺伝子が欠損した細胞は、その後も欠損されたまま分裂していくということですね。

もうひとつ教えていただきたいのですが、複数回のタモキシフェン投与後にloxで挟まれた遺伝子をほぼ完全に欠損できた場合、そのマウス個体では永久的にloxで挟まれた遺伝子は欠損したままという理解でよろしいですか?

(無題) 削除/引用
No.1362-3 - 2011/12/23 (金) 13:16:29 - み
774さんが仰るように、いったん組換えが起こった細胞はCreが無くなっても欠損状態のまま体内に存在しますよね。
連投するのは単回では全身の細胞で組換えが起こる細胞の割合が少ないからじゃないでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.1362-2 - 2011/12/23 (金) 08:55:01 - 774
タモキシフェンの半減期をご存知ですか?
CreERT2自体の発現はプロモーターしだいなので投与終了後も当然続いているはずです。
Cre酵素の組換えが起きうる期間、ということでしたらタモキシフェンの半減期に依存するはずだと私は思います。


ところで、Cre酵素の場合は不可逆的な反応なので一回働いた後は発現などを考慮する必要はないのではないでしょうか?

Cre-ERマウスのタモキシフェン誘導後のCre発現継続期間について 削除/引用
No.1362-1 - 2011/12/21 (水) 20:41:00 - ER
Cre/loxPシステムを用いたコンディショナルKOマウスの表現型解析を行っています。今使用しているCre-ERマウスは、5日間連続でタモキシフェンを投与しCreを誘導させ、loxで挟まれた目的遺伝子を欠損させています。解析はその3日後から1週間で行っております。同じCre-ERマウスを使用している先行論文にならって行っています。

そこで一般論としてうかがいたいのですが、例えば5日間連続でタモキシフェンを投与しcreを誘導させた後、その効果はどのくらい持続するものなのでしょうか?投与したタモキシフェンが使用されていけば、cre発現は当然おちていくと考えられます。creをつないでいるプロモーターなどで異なると思いますが、熟練者の皆様に教えていただきたいです。

可能であれば論文も教えてください。どうぞよろしくお願い致します。

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