よろしくお願いします。
SDS-PAGEの際、ウェルにアプライしたサンプルが泳動開始後30分くらい残ってしまいます。BPBがウェルの底面と側面に部分的に残り、30分くらいかけて徐々にはがれるように流れ出し、最終的には泳動の先頭に合流します。
WBしてもサンプルの流れが悪かったレーンはバンドがfuzzyです。鉛筆で書いた線を消しゴムで中途半端に消したような感じです。同一ゲル内でもきちんと流れるレーンと流れないレーンがあり、その差ははっきりしています。
同じSDSサンプルバッファーを使ってもそうなるときとならない時があり、ウェルが細かいゲルの時に多い気がします。
もちろんサンプルは遠心して、fat layerとペレットは除いています。流れるレーンと流れないレーンがはっきりしており、どうもタンパク調整に原因がある印象なのですが、原因と対策について、お知恵を拝借できましたらありがたいです。
ライセート:マウス肝臓 in RIPA + 6xSDSサンプルバッファー + 煮沸5分
アプライ:濃度2-3mg/mlのものを20uL/well
ゲル:プレキャストミニゲル(Tris-Glycine, 12well)
120V等電圧 |
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