コンタミですか。。。
私も実験を始めた頃はよくやりました。
とりあえず、私はコンタミが発生した場合は時間的余裕があれば、新品の試薬で、コンタミ発生時に使った試薬を内因性コントロールのプライマーでPCRをします。
が、余裕がないときは、Taqだけコンタミしていないことを確認して、dNTPや10x bufferなどもろもろの安い試薬は廃棄してしまいます。
一番のコンタミのおきやすい原因は、実験室がきたないことではないか?と思います。
実験台は実験前、終了時にふいておられますか?手は洗っていますか?ピペットも実験を始める前と終わる時は、潔癖と言われるかもしれませんが、拭きます。(分解掃除までは年に数回くらいしかしませんが。)
水は、当方はミリQ水もしくは、DNase, RNaseフリーwaterを使ってやっています。以前、試したことがあるのですが水道水でも案外、大丈夫だったです。w
予算的に余裕があれば、フィルターチップを使うと楽です。当方は、一日に数百検体を処理する上にPCRのサイクル数が非常に多い上にセカンドPCRも行っているので、非常にコンタミのリスクが高い状況です。
試薬を入れる時はフィルターチップを使っています。コンタミが発生した時の試薬を捨てる値段とフィルターチップを比較するとチップの方が安いですし。
予算的に厳しいならば、泳動のピペットと、DNAをつめるピペットは分けた方が良いかもしれませんね。当方は、泳動する実験台も少しはなしています。泳動にはフィルターのないノーマルなチップであまり問題ないかと思います。 |
|