Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

免疫共染色でビオチン-ストレプトアビジン法は2回使えるか? トピック削除
No.1299-TOPIC - 2011/12/05 (月) 22:18:19 - Ku
宜しくお願いします。
マウスのある臓器のパラフィン切片において、2種類の分子の共局在を示すべく免疫共染色をトライしています。
当ラボで使用経験豊富な、複数の動物種由来のビオチン化二次抗体が既にあるので、
できるだけこれを用いる事ができるように、
蛍光色素で標識されたストレプトアビジンを新たに2種類入手し、
3段階の間接法(一次抗体-ビオチン化二次抗体-蛍光色素標識ストレプトアビジン)で染色しようと考えています。
(蛍光色素で標識された二次抗体を用いるなど、他に手段はあるかと思いますが、とりあえずこの形式でお考えください)

抗体混合液は動物種の組み合わせで使えないので、
1. (内在性)ビオチンブロッキング
2. 1種類めの分子に対する染色 一次抗体-二次抗体-ストレプトアビジン
3. (ビオチン化抗体の)ビオチンブロッキング
4. 2種類めの分子に対する染色 一次抗体-二次抗体-ストレプトアビジン
の2段階に分けて染色したいと思っています。

本来は、両方ともにビオチン-ストレプトアビジン法ではなく、
片方はHRP-チラミド法にするなどして、バックラウンドを下げるようにすると思いますが、
上記のように既に信頼性のあるビオチン化二次抗体を使えるならばそうしたいと思い、
あえて上記のようにアビジン-ストレプトアビジン法にこだわってみました。

質問は、上記のようにビオチンブロッキング(いわゆる)を間に挟めば、
ビオチン-ストレプトアビジン法を2回使っての免疫共染色が可能であるか、です。

蛍光色素標識ストレプトアビジンを購入することになるので、
前もって御意見を伺いたく、書き込ませて頂きました。
御経験や御意見を賜われましたら幸いです。重ねて宜しくお願い致します。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.1299-3 - 2011/12/09 (金) 16:56:46 - Ku
お返事頂き、誠にありがとうございます。
共局在を示す上で(例えば同じ細胞の核内)
ビオチン-ストレプトアビジン法を両方に使うのは、
たとえビオチンブロッキングを行なっても、
クロスリアクトの可能性は否定できないので避けるべき、ということと解釈しました。
確かに仰るとおりと思います。

凍結切片はあまりやっていないのですが、
自家蛍光に関してもそのような印象は持っており、
ネガコンとの比較でものが言えれば、と思っています。

では例えば、切片を単染色してビオチンブロッキングしたあと、他方の蛍光標識ストレプトアビジンだけを加えるサンプルをネガコンとしておけば説得力はあるでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.1299-2 - 2011/12/09 (金) 16:36:35 - KY
そのようなシグナルのクロストークがある場合、共局在を示しても、本当にそれがクロストークではなく、別々に検出されているのか疑問が残ってしまいます。レビュアーが納得しなければ突っ込まれても仕方ないでしょう。
すでに確立された論文やキットを使用するとか、もしくは共局在しないことを示す分には良いと思いますが。

内容と関係ありませんが、パラフィン染色は自家蛍光が強いので、そもそも蛍光観察が難しいように思います。

免疫共染色でビオチン-ストレプトアビジン法は2回使えるか? 削除/引用
No.1299-1 - 2011/12/05 (月) 22:18:19 - Ku
宜しくお願いします。
マウスのある臓器のパラフィン切片において、2種類の分子の共局在を示すべく免疫共染色をトライしています。
当ラボで使用経験豊富な、複数の動物種由来のビオチン化二次抗体が既にあるので、
できるだけこれを用いる事ができるように、
蛍光色素で標識されたストレプトアビジンを新たに2種類入手し、
3段階の間接法(一次抗体-ビオチン化二次抗体-蛍光色素標識ストレプトアビジン)で染色しようと考えています。
(蛍光色素で標識された二次抗体を用いるなど、他に手段はあるかと思いますが、とりあえずこの形式でお考えください)

抗体混合液は動物種の組み合わせで使えないので、
1. (内在性)ビオチンブロッキング
2. 1種類めの分子に対する染色 一次抗体-二次抗体-ストレプトアビジン
3. (ビオチン化抗体の)ビオチンブロッキング
4. 2種類めの分子に対する染色 一次抗体-二次抗体-ストレプトアビジン
の2段階に分けて染色したいと思っています。

本来は、両方ともにビオチン-ストレプトアビジン法ではなく、
片方はHRP-チラミド法にするなどして、バックラウンドを下げるようにすると思いますが、
上記のように既に信頼性のあるビオチン化二次抗体を使えるならばそうしたいと思い、
あえて上記のようにアビジン-ストレプトアビジン法にこだわってみました。

質問は、上記のようにビオチンブロッキング(いわゆる)を間に挟めば、
ビオチン-ストレプトアビジン法を2回使っての免疫共染色が可能であるか、です。

蛍光色素標識ストレプトアビジンを購入することになるので、
前もって御意見を伺いたく、書き込ませて頂きました。
御経験や御意見を賜われましたら幸いです。重ねて宜しくお願い致します。

3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。