>ワセリンを底に塗ったクローニングキャップを目的コロニー上に置き、
これの前にはディッシュをPBSで洗っていますよね?
洗っていないと残った培地中のFBSでトリプシンが全く効かない場合もあります。
qq さんの書かれている予備検討を行なうのであれば、撒く細胞数を変更しておいた方が(例えば30, 100, 300cell/5cm-dish)、Plating efficiencyの確認も同時に出来てよりよい実験条件の検討になると思います。
また、5cm dishではクローンリングをあまり入れられず練習しにくい上に、本番でもdish1枚から数個しか取れません。私ならば検討、本番共に10 cm dishでやります。
さらに、セレクションしたディッシュでそのままクローニングするのであれば、導入効率とplating efficiencyの両方を考慮して撒き数を決める必要があります。
私がHeLa細胞でリン酸カルシウム法で入れていたときは、1万〜10万 cells/10 cm dish位で撒いていました。
導入効率がいいときは1万 cells/dish、悪い時は10万 cells/dishのdishで数十個のコロニーが出来、他のコロニーと離れているところから10個くらい取っていました。
(欲しいクローン数に合わせて、撒くdish数は加減していました) |
|