いずれにしても一度の希釈で10万〜100万倍希釈はできませんので、
基本的には10〜100倍の段階希釈をするしかないと思います
元のタンパク保存液のタンパク濃度にもよりますけど、一般に、
@タンパク濃度が高濃度のときは、
材質への吸着によるロスは誤差の範囲で、
粘性によるピペット計量時の誤差が問題になりますし、
A希釈によりタンパク濃度が低くなってくると、逆に、
(粘性は失われてくるので)計量誤差は減る分、
材質への吸着によるロスは誤差ではすまなくなってくるでしょう
ですので、高濃度保存液からの希釈には計量誤差があるのは前提として、
100倍程度希釈した中間希釈液の段階で、
(カイさんのおっしゃるInternal mediate stock solution)
再度タンパク濃度を測定して、その値を元に、そこからさらに
1000〜10000倍希釈されてはいかがでしょうか?
具体的には、10μl採って、990μlの希釈液に加える100倍希釈を
2〜3回繰り返すのが妥当なのではないかと思います
元のタンパク濃度が10 mg/mlだったとしても、末端の終濃度は10 ng/ml程度
なわけですから、そんなに特殊なシチュエーションというわけでもないと思います |
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