Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

微生物の生化学的評価 トピック削除
No.1196-TOPIC - 2011/11/09 (水) 18:14:35 - RTRT
・寒天培地上のグラム陰性菌に対しレーザーなどを作用させております。作用後、その微生物の活性がなくなっている状態、あるいは微生物がダメージをうけている状態を生化学的検査にて定量化する方法は何か確立されているのでしょうか?

ちなみに微生物がダメージをうけると菌体内成分が流出すると仮定してLSPを定量しようと思っております。

恐れ入りますが、御教授いただけないでしょうか?
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.1196-8 - 2011/11/23 (水) 16:42:11 - 月詠
LPS(リポ多糖/内毒素)は菌体の一番外側の構造である細胞外膜の構成成分ですので、当該レーザー処理により菌体表層が破壊されて細胞外膜成分が遊離してくるなら、有意に増加すると思います
LPSのうち内毒素活性部位にあたるリピドA部分を特異的に測定する方法として
リムルステストなどが確立されています

細胞膜透過性の亢進による細胞の生死判定をする試薬としては、
Invitrogen社(旧Molecular Probeブランド)等から、
2種類の蛍光色素を組み合わせた判定試薬キットなどが販売されています


トリパンブルーによる色素排除試験に生死判定を、原核細胞で実施するのは、
あまり現実的ではないと思います
(通常の明視野光学顕微鏡下では固定・染色しなければ観察しにくいですので)


ただ趣旨からすると、要するにレーザー処理後の菌の生死を判定できればなんでもよい
ようにも思えるのですけど、生化学的検査でなければならないのでしょうか
(単純に新しい培地に接種して生育してくるか検査するだけで十分なように
思うのですけど…) 

(無題) 削除/引用
No.1196-7 - 2011/11/10 (木) 21:06:15 - Harmonia
フローサイトメーターによる細胞の生死判定
http://www.bdj.co.jp/reagent/articles/1f3pro00000rsv7j.html

TO ( thiazole orange ) , PI ( propidium iodide ) の2種類の色素を使います。大腸菌では使えます。

(無題) 削除/引用
No.1196-6 - 2011/11/10 (木) 13:33:58 - mon
trypan blueはDNA結合色素ではありません。念のため。
培養細胞だと、0.5〜1%trypan blue生理食塩溶液に懸濁すると、死細胞は細胞質全体がの濃青に染まりますが、生細胞は染まりません(青い背景に白抜けするように見える)

(無題) 削除/引用
No.1196-5 - 2011/11/10 (木) 13:19:08 - RTRT
LSP→LPSのスペルミスでした。御指摘恐れ入ります。

ATPのルシフェラーゼ定量やDNA結合色素の微生物への応用という事ですね。
アドバイスありがとうございます、論文検索していきたいと思います。

御教授ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.1196-4 - 2011/11/09 (水) 22:50:49 - う
×LSP

○LPS

ルシフェラーゼ? 削除/引用
No.1196-3 - 2011/11/09 (水) 19:07:29 - mon
ATPを定量する意味でルシフェラーゼによる発光量を定量する方法は使えないかな。
食品中の微生物量を測定するために汎用されています。

培養細胞だと 削除/引用
No.1196-2 - 2011/11/09 (水) 19:04:15 - mon
培養細胞だと生死で細胞膜の透過性が変わるので、死細胞のみ取り込まれる色素(trypan blueやDNA結合性色素)を用います。微生物に適した色素染色法があるのではないでしょうか?

微生物の生化学的評価 削除/引用
No.1196-1 - 2011/11/09 (水) 18:14:35 - RTRT
・寒天培地上のグラム陰性菌に対しレーザーなどを作用させております。作用後、その微生物の活性がなくなっている状態、あるいは微生物がダメージをうけている状態を生化学的検査にて定量化する方法は何か確立されているのでしょうか?

ちなみに微生物がダメージをうけると菌体内成分が流出すると仮定してLSPを定量しようと思っております。

恐れ入りますが、御教授いただけないでしょうか?

8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。