>異なる遺伝子の間での量的な比較が可能か
KYさんも仰っているように、
相対定量なので、難しいでしょう。
SYBR Greenの系だと、ddCtだけでは不可能です。
CT値が、PCR産物の長さにも依存しますので。
理論上、
同じ発現量だとすると、200bpsのPCR産物の方が
100bpsのPCR産物よりも、CT値が-1になりますので。
また、TaqManプローブを使った系だと、
FAMの蛍光強度が、すべての解析に使ったプローブ間で同じであり、
かつCT値の算出の仕方も、すべて同じであれば、可能でしょうが、
現実的にその「すべて同じ」を証明するのが難しいので、
異なる遺伝子の間で、発現量が多いだろう少ないだろうぐらいは示唆できますが、
何倍と数値化するのは、出来ないと思います。 |
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