現在マウスからクッパー細胞を分離培養しようとしています.
0.5mM EGTA入りのwashing solutionでperfusionの後,
0.05%コラゲナーゼ/0.005%トリプシンインヒビター溶液でperfusion
をおこなっています.
肝細胞のviabilityは少しずつあがってきました.
肝細胞を低速遠心で沈殿させたあとの上清からクッパー細胞を分離
したいのですが,なかなかうまくいきません.
大分昔に,肝細胞研究会で配られた資料を基に,ナイコデンツを使用
してみたのですが細胞層がまったく得られませんでした.
ナイコデンツ溶液の組成は
4.02g/14ml GBSS/A それに細胞を懸濁したGBSS/Bを10ml加えるので
16.75%溶液となります.
GBSS/A :KCL MgCl2 MgSO4 Ns2HPO4 KH2PO4 Glu NaHCO3 CaCL2
GBSS/B :GBSS/A +NaCl
GBSSはなかったので,似たような組成のmediumを使用しました.
ナイコデンツの至適濃度,溶解するのに適した溶液がありましたら
教えていただければ幸いです. |
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