Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

蛍光観察における封入剤について トピック削除
No.1099-TOPIC - 2011/10/21 (金) 00:45:38 - mina
蛍光抗体法による組織切片の蛍光顕微鏡観察を行った際、封入剤が親水性のものと疎水性のもので蛍光強度は変化しますか?
私は今、AlexaFluor-350とローダミンを用いています。
適した封入剤があればご教授頂きたいです。
基本的な質問ですが、よろしくお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


ありがとうございます。 解決済み 削除/引用
No.1099-8 - 2011/10/21 (金) 17:41:13 - nana
KY様、ema様、ご回答ありがとうございました。

一応、エンテランニューで行ってみたのち、その結果を見てグリセロールの使用を検討してみたいと思います。
お二方の御意見を伺い、かなり勉強になりました。
ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.1099-7 - 2011/10/21 (金) 17:19:27 - KY
エンテランニューは使用したことないのでわかりません。
封入剤で蛍光を増強することは聞いたことないので、方法はわかりません。

蛍光染色した凍結切片を脱水すれば、疎水性の封入はできると思いますが、組織が有機溶媒でさらにボロボロになるかもしれないし、自家蛍光が増えるかもしれないです。だったら簡単に90%Glycerol/PBSにでもした方が、早くて、組織に無駄な影響を与える心配もなく安心です。

ちなみに私は凍結切片の封入なら
5% DABCO in 90% Glycerolを使用しております。
溶かし方はどこかのホームページを参考にしてください。
封入後、マニュキュアでカバーガラスの周りをシールします。
DABCOは退色防止剤です。

エンテランニュー 削除/引用
No.1099-6 - 2011/10/21 (金) 17:17:22 - ema
エンテランニューがある、というのが前提条件だとすると、蛍光の見え方が良くなるとは言いませんが、使用できます。
退色防止は有ったと思いますが、増強、はないかと。
せっかく持っているなら使用していいのでは。


キシレン系の方が速乾性で永久試料として扱われている例でHE染色、呈色系ではよく見ます。今回は蛍光で永久とはいえないですね。
最近は水溶性でも速く乾く物とかあるので試薬が無くなったら考えるでも構わないと思います。

ありがとうございます 削除/引用
No.1099-5 - 2011/10/21 (金) 16:31:45 - mina
詳しいご回答ありがとうございます。

手元に、エンテランニューがありまして、それを出来れば使用したいと思いつつ質問させて頂いた次第です。(あと出来れば、蛍光を増強させたいという思いもあります。)
エンテランニューの広告に、蛍光顕微鏡観察に最適と書いてあるのですが、おっしゃられた通り、調べていくと蛍光の封入剤は水溶性のものが多く、使用に懸念が浮かんだもので。。。

疎水性の薬剤にこだわる? 削除/引用
No.1099-4 - 2011/10/21 (金) 16:19:15 - ema
蛍光の封入剤は現在はほぼ水溶性だと思います。薬剤の管理や廃棄の問題もあり”キシレンが含まれてません”とかいうのが製品コメントにあるくらいです。
目的が蛍光がきれいに(増強できればそうしたい)なら(疎水瀬の封入剤しかないからというなら特に止めませんが)
有機、という方向を考えるより退色をふせぐとか自家蛍光をへらしてはっきりの為の封入剤
*水溶性, 非蛍光封入剤。蛍光染色を増強し, 保持するため, 免疫蛍光法に非常に有用。水溶性封入剤を必要とする凍結切片, 脂肪染色, 免疫染色にも使用可。
*感度不足や低いS/N 比、二次抗体由来の非特異シグナルの発生等を改善するために開発された反応促進試薬
*退色防止剤入り蛍光染色標本の封入剤
*紫外線吸収剤、酸化防止剤添加(AlexaFluor-350はUV励起だったような気が)
方向の検討をした方がよいのでは。

回答ありがとうございます 削除/引用
No.1099-3 - 2011/10/21 (金) 16:00:17 - mina
現在はマウス皮膚の凍結切片を用いています。

凍結切片であっても、脱水処理を行うことで、疎水性の封入剤で封入可能ではないのでしょうか?

あと蛍光染色したものを疎水性の封入剤で封入するメリットが無いとはどういうことでしょうか?

その辺りの知識が薄いので、教えていただけると助かります。

(無題) 削除/引用
No.1099-2 - 2011/10/21 (金) 15:24:24 - KY
どのような組織切片かわかりませんが、
凍結切片であれば、親水性の切片を疎水性の封入剤で封入できると思えません。
パラフィン切片であれば、自家蛍光があるので、蛍光染色自体が難しいと思いますし。

どちらにしても、蛍光染色したものは、疎水性の封入剤で封入するメリットはないと思います。

蛍光観察における封入剤について 削除/引用
No.1099-1 - 2011/10/21 (金) 00:45:38 - mina
蛍光抗体法による組織切片の蛍光顕微鏡観察を行った際、封入剤が親水性のものと疎水性のもので蛍光強度は変化しますか?
私は今、AlexaFluor-350とローダミンを用いています。
適した封入剤があればご教授頂きたいです。
基本的な質問ですが、よろしくお願いします。

8件 ( 1 〜 8 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。