そのくらいの移動度の違いだと、高次構造の違いなども絡んできて、必ずしも”分子量”の違いが引き起こしているとはいえないと思います。
アミノ酸置換でですが、60 Daしか変わっていないのに、移動度からは数kDa変わっていたことがあります。
そのため、何か変わっているとしても、0.5kDaという数字に捕らわれないほうがいいかと思います。
O型糖鎖修飾を受ける可能性があるのでしたら、O-グリコシダーゼで処理してみてはいかがでしょうか。
培養上清と細胞画分の両方処理すれば、両方同じ位置に来ることが期待できますよね。
とくに"あたり"を付けずに解析するのであれば、MALDI-TOF/MSなどで修飾部分を同定するのが近道かと思います。 |
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