長いtemplate (フォワード)に短いリバースを貼りつけてのprimer extensionを計6回(あるいは1回あたりの効率が高くないことを考慮してもっとたくさんの回数)やろうという感じでしょうか。
他の条件をそのままにtemplateの量を増やすと、complexityとcopy numberのトレードオフになる可能性が高いです。complexityを増やしても各配列1copyずつしかなければ、最初のラウンドで落としてしまう高活性の配列が多くなってしまいそうです。
そんなわけで、templateの相対量はあまり極端に上げない方が良さそうだと思います。
反応容量が大きくて面倒くさいことについては、ファルコンチューブとかで手動PCRのようなつらい実験をするのでなく、PCRプレートに連続分注ピペットで分注すれば良いと思います。ファルコンでやるよりも反応効率も良くなりますし。
スケールアップのネックは、上で触れた反応スケールそのものの問題に加えて、先に回答した人が指摘したようにコストの問題もあります。
これについては、ExTaqでなく普通のTaqにしたらどうでしょうか。短い核酸を作るのにエラーレートはあまり大きな問題にならない筈ですし、ランダム配列ではエラーが入っても全く問題ありません。 |
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