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大腸菌の大量培養時の培地組成 トピック削除
No.2573-TOPIC - 2008/12/27 (土) 13:34:32 - uma
いつも拝見しております。
培養初心者です。
今度、大腸菌のファーメンターを用いた大量培養を行うことになりました。目的は異種タンパクの生産です。文献を調べてみると、ファーメンターを用いた培養ではyeastやtryptoneをあまり添加せずグルコースやNH4Clなどを多く添加している例が多かったのですが、これはコストの面でこのような組成になっているのでしょうか?
yeastやtryptone等の培地基質を多量に用いたリッチ培地(例えばTB培地等)の方が菌体の収量や発現量も良く、組換えタンパクの翻訳ミス等も起こしにくいのではと思うのですが・・・。
ご存じの方のご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.2573-2 - 2008/12/27 (土) 16:43:40 - ats
いわゆるリッチ培地を使わない理由として、(1)コスト(2)培地のロット差をなくす(3)代謝物による増殖阻害を防止、菌体量の増加(4)精製が容易(5)泡立ちを抑える(6)pH調整が容易、ことがあげられます。残有栄養分(の消費)をモニターすることによって、増殖速度・培養密度をコントロールすることも可能です。増殖に従って栄養分を添加する方法(fed培養?)では、リッチ培地より多くの菌体量が得られます。
ファーメンテーションは100L-1000Lなど工業スケールへの応用を考え、無機培地を使うことが多いです。しかし、1-100Lレベルならリッチ培地の方が発現誘導条件の設定が簡単な場合も多いです。

大腸菌の大量培養時の培地組成 削除/引用
No.2573-1 - 2008/12/27 (土) 13:34:32 - uma
いつも拝見しております。
培養初心者です。
今度、大腸菌のファーメンターを用いた大量培養を行うことになりました。目的は異種タンパクの生産です。文献を調べてみると、ファーメンターを用いた培養ではyeastやtryptoneをあまり添加せずグルコースやNH4Clなどを多く添加している例が多かったのですが、これはコストの面でこのような組成になっているのでしょうか?
yeastやtryptone等の培地基質を多量に用いたリッチ培地(例えばTB培地等)の方が菌体の収量や発現量も良く、組換えタンパクの翻訳ミス等も起こしにくいのではと思うのですが・・・。
ご存じの方のご意見を頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。

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